こんにちは!新人林業女子のワタナベです。
右と左、どっちの森が印象良いですか?
先日も本ブログでお伝えした通り、富士山登山道の景観整備事業を県内事業体のトップを切って施業していましたが、 無事終了しました!(景観整備事業についてはコチラ)
どちらが整備後か分かりますよね~。
ところで、左側の林内には、別の土木工事の現場があります。
そこで交通誘導されているオジサンから「森が明るくなったね~!良い木になるよ!(残った木が)」と言っていただけました。
オジサンは、何カ月も同じ場所でお仕事されて、段々と右側の山が変わっていくのを見届けてきた人です。
木を伐ることを、誰もが良いことだと感じるわけではいないと思います。
「緑がいっぱいの方が自然らしい。」と、私も一年前まではそう感じていました。
しかし、自分がキコリの立場に身を置いて気付いたことは、
① 森の木は、山主さんが収穫(=収益を得る)を目的として植えられた。
② 木を伐ることは、収穫すること。また、残した木をより良く育てるため。
③ そして、キコリが木に付加価値を付けることができるんだ!
その為に、任せていただいた現場を一つ一つ丁寧に施業していくことが大事なんだ、ということです。
キコリになってまだ半年。ですが、森や木の見え方が変わって来たな~、としみじみ感じるワタナベなのでした。