会社概要
設立 | 平成21年8月 |
代表取締役 | 久米 歩 |
所在地 | 静岡市清水区布沢243 |
従業員 | 4名(うち女性1名) |
資格 | 静岡県 林業認定事業体、静岡県木材業者登録 №2548県産材取扱業者認定 |
取引先 | 影山木材株式会社、サナダ木材産業株式会社、 静岡県森林組合連合会静岡営業所、富士木材センター 清水港木材産業協同組合(モクサン)、株式会社ノダ |
取引銀行 | 清水銀行興津支店 |
掲載されたメディア等 | 「森ではたらく!」、「TURNS」、朝日新聞、ほか詳細はこちら |
久米歩 経歴
昭和52年6月3日 石川県金沢市生まれ
平成8年3月 富山県立富山中部高等学校 卒業
平成14年3月 静岡県立大学国際関係学部国際言語文化学科 卒業
大学卒業後、静岡市内の中山間地「両河内地区」に住み始める。いわゆる、Iターン。
春から秋には地域の主な産業である茶業に従事し、
冬場はキコリの修行兼アルバイトに精を出して地域との一体感を高めていった。
(林業技術者として5年間、間伐・搬出作業に従事)
その頃、地域の中学生の家庭教師を数件依頼されて掛け持ちしていた。
平成18年4月 『独歩塾』開業、現在に至る。(中学生の数英を指導)
少子化の流れを受けて地域の学生数は減少の一途だが、
中山間地における教育産業は皆無であることから、
地域の子育て世代からの継続要望は根強い。
現在の肩書
・みどり情報局静岡(通称:S-GIT) 副局長
・NPO法人ジット・ネットワークサービス 監事
・静岡県森づくり安全技術・技能推進協会 事務局
・中山間地子育て支援サークル みんなのこ 監事
Iターン後、地域の森づくり団体である『みどり情報局静岡(エスジット)』
に入会し、林業技術を学ぶと共に、指導する技術も研鑽している。
また平成22年度、地域の子育て世代のママたちを組織化し、
中山間地域の子育て支援事業に取り組み、
静岡県の「育ててよし、ふじのくに民間チャレンジ応援事業」に、
23年度「民間子育て支援活動応援事業」に採択された。
起業の動機
温暖化抑止・CO2削減等が世界規模で注目される中、後継者不足や国産材の低迷などから長らく斜陽産業とされていた林業が再び脚光を浴びている。20代の頃から林業の現場を経験し、NPOやボランティア団体の運営に携わりながら、県や国の制度等も学んできた。
今後も林業への期待は高まることが予想されることから上記経験の集大成として起業した。
これまでの事業実績
平成21年度緊急雇用創出事業(2名雇用)
静岡県の委託事業。
国の政策である「木材自給率50%」を達成する為には、小規模地権者をまとめて施業を集約化する必要がある。静岡市清水区内の森林でどのような計画が策定可能か、森林情報の収集、現況の調査、地権者への協力要請等を行った。
森林整備加速化・林業再生事業
平成21年から平成23年までの林野庁の補助事業。静岡県の予算は3年間で16億円。
市長が認定する「集約化実施計画」を策定した事業体のみ実施可能。(弊社認定済み)
間伐から路網整備、高性能林業機械の購入、境界の明確化等多数のメニューから成る。
弊社は、地権者と協定書を結び、間伐作業の委託を受けている。
平成23-25年 森の力再生事業
静岡県の森林環境税を活用し未整備の森林を整備。竹林皆伐や風倒木処理も手掛ける。平成28年から10年間延長されることが決まった。
平成26年度緊急雇用創出事業(2名雇用)
請負事業
・隣町の富士宮市にある富士森林組合(県内No.1の素材生産量を誇る)から、作業道開設、間伐、搬出業務を請け負う。
・㈱森ラボ(三島市:代表 鈴木礼)の管理する山林の作業道開設、間伐、搬出業務を請け負う。
企業所有山林のコンサルティング
㈱マルダイ(富士市)の所有山林を整備し、活用方法を提案。顧客サービスとして年2回の木こりツアーを開催し、伐採体験などのコンテンツを提供している。
興津川木の家プロジェクト
清水区内を流れる興津川流域の木を使った家づくりプロジェクト。工務店、製材、木こりが協力して施主と共に桧を伐採、大黒柱として利用する一気通貫型のストーリーを提供。
企業情報
エリア | 静岡県全域 静岡市清水区 |
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保有機械 | チェーンソー,刈払い機,グラップル(CAT307、CAT303.5 2台)ハーベスタ KETO51(CAT305),スカイキャリー,集材機、ユニック(3t) |
実績 | 素材生産量 2,000㎥(平成27年度)間伐面積 40ha |
人材 | フォレストワーカー 2名、しずおか林業作業士 2名、路網作設オペレータ(初級) 2名 |
資格 | 静岡県 林業認定事業体、静岡県木材業者登録 №2548県産材取扱業者認定 |