山林を、より美しく、より価値あるものへ 株式会社ソマウッド

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こんにちは、代表の久米です。

半年ぶりの更新です・・・。

年を越す前になんとか挽回したいと思います!

 

さて、取材の記録から行きます。

まずは、みんな知ってる?あのアウトドア雑誌の元祖

『BE-PAL 12月号』(小学館)です!!

http://www.bepal.net/】

BEPAL ブログ用

個人的に、自分の父親が創刊当時から購読していたこともあり、憧れの雑誌でしたから、ちょっぴり誇らしい・・・(対父)

ライターのk熊さんとカメラマンさんが、相当マニアックな刃物好きだったので、チェンソーのカッターについて盛り上がりました。

それにしても、今回は「野外で使う道具特集」という中でチェンソー担当となった訳ですが、その他の道具の達人たちがスゴ過ぎて圧倒されます。

内容は、チェンソーの保持姿勢や目立ての道具とその姿勢など、プロアマ問わない基本のきの字についてです。装備にもいろいろありますが、使い方、つまりソフト部分の教育が圧倒的に不足しているのが林業(プロ)の世界なんです。

チェンソーは便利な道具ですから、ケガの無いように使っていただきたいものです。

既に最新号ではなくなりましたが、バックナンバー探して是非読んでみてください!

Posted by admin on 日曜日 12月 13, 2015 Under お知らせ, メディア・取材, 全て, 社長 Tags : | add comments

こんにちは、代表の久米です。

今日はとても暑いですね~、真夏日になるとか・・・

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さて昨夕、SBSテレビの『イブアイしずおか』の特集枠で取り上げていただきました。

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中山間地における空き家の活用事例として、当社の「事務所兼社員寮」にフォーカス。

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また、社員全員が「市外・県外者出身」であることから、人口減が課題の静岡市にあって、ベンチャー企業が独自路線で人口増に貢献している、と言う切り口でもあったようです。

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新人のホリデもアップで登場!

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副班長のスズキもコメントしています。

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大家さんにも登場していただきました。突然のお願いにも快く引き受けてくださりとても助かりました!

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草薙球場の納材事例は懐かしい感じがしますね~。

清水区内で生産した丸太を清水の製材やさんが加工する、というオーダーだったため、当時そのタイミングで木を切っている業者が地域内でソマウッドだけだったということもあり、とても幸運なご縁でした。

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細かいところですが、お揃いのヘルメットがポイントです。

ファナーと言うオーストリアのモノです。

輸入総代理店のダニエル社長の計らいで、本国カラーを特別に仕入れてもらいました。

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最後に私も一枚。

37歳・・・。数字で見るともうあんまり若くないですね(笑)

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Posted by admin on 水曜日 5月 27, 2015 Under お知らせ, ご当地情報, メディア・取材, 全て, 日々のあれこれ, 社長 Tags : | add comments

こんにちは、代表の久米です。

 昨日、静岡県副知事 髙秀樹氏がソマウッドを視察するために、事務所兼女子寮へ来られました。

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 髙副知事はかねてより、地方創生(中山間地振興)と女性活用に前向きな姿勢を貫いており、今回は林業で活躍する女性に話を聞きたい、というリクエストに当社が応えたものです。

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写真は、髙副知事を囲んで車座になっているところ。

ソマウッド林業女子のワタナベは少々緊張気味でしたが、とても気さくな方で、財務省のご出身というお堅いイメージとは裏腹に、終始にこやかにお話されていたのが印象的でした。

髙副知事のページ( https://www.pref.shizuoka.jp/v_governor/3/index.html )

 

 一昨年より、当社では女性職員(正規雇用)としてワタナベを採用しており、男子に混ざって山仕事に従事しています。

チェンソーで立木を伐採したり、最新の林業機械を操作したり、森林整備の計画を作成したりと、幅広い業務をこなしながら技術を身に付けつつあります。

 また、当社の特徴として、会社が空き家を借り上げて社員寮を整備するなど、社員全員が事務所から5分圏内にある古民家に暮らしています。

これは、中山間地域において林業ベンチャーとして起業した当社が、衰退しつつある林業の復興と併せて人口増加においても貢献すべし、という方針を掲げているためです。

現在では、代表を含む社員全員が県外・市外出身者で構成されていて、さながら「Iターンベンチャー化」しています。

ところで、行政の事業によく「空き家対策」がありますが、単独では効果が表れにくいと感じています。

特に中山間地域での空き家対策には、雇用とのセットが必須ではないでしょうか。

「仕事と住まい」は、ある意味で暮らしの両輪だと思います。

そして、それらを提供し導く人の存在が欠かせません。

箱(家)だけ用意して、はいどうぞ、とやってもヨソモノがコミュニティーに馴染むのは至難の業ですから。

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 静岡県は今年度から、髙副知事の肝いりで移住・定住促進事業として東京都内に相談窓口を設置するなど、人口減に歯止めを掛けるために動き出しています。

静岡県公式移住定住情報サイト (http://iju.pref.shizuoka.jp/measure/emigrate.html )

 

 当社も620日に東京で開催される林業職の就職ガイダンス出展を決めており、今後も積極的に県外・市外出身者を採用していく計画です。

(『森ではたらく!ガイダンス』 http://chiikino.jp/?p=3958 )

 余談ですが、髙副知事は登山や林道探検?がご趣味だそうで、当地の温泉「やませみの湯」にもよく来られるとのことでした。

 実は、髙副知事とお会いするのはこれが二回目で、過去ブログ(http://soma-wood.jp/wp/?p=995 )でお伝えした伐採現場への視察にも来られたことが有り、何かのご縁を感じます。

 また、薪ボイラーなどの木質バイオマスの話題にも花が咲き、地域外へお金を流出させない為には、脱化石燃料を図ることが大切、などで意見が一致し、とてもうれしく思いました。

Posted by admin on 金曜日 5月 15, 2015 Under お知らせ, ご当地情報, メディア・取材, 全て, 日々のあれこれ, 林業女子ワタナベ, 社長 Tags : | add comments

新年あけましておめでとうございます。

代表の久米です。

一ケ月近くもブログを放置していました。新年早々、反省しきりであります。

当社は、再来月の3月末で創業してから丸6年目の決算を迎えます。4月から7年目に突入という事になる訳ですが、創業1年で約半数が廃業するという世の中で、これまで何とか営業してこれたのも、ひとえに地域の皆様、関係各位のご支援のお陰とあらためて感謝の意を表したいと思います。

さて、新しい年を迎えるにあたり、年末年始を通じていくつかの節目を迎えましたので、皆様にもご報告方々ブログに記録する次第です。

 

まず、嬉しい話題から行きましょう。

ジャジャーン、新入社員を迎えることになりました! パチパチ~♪

実は、公募する予定でしたが、それより先に決まってしまったのです。

過去ブログ(http://soma-wood.jp/wp/?p=1048 )でも掲載した、11月に見学に来てくれた三重県出身のH君(32歳)が、「人生を変えたい!」という大きな決意と共に入社を決断してくれました。近いうちに、ブログにも登場してもらいましょう。

ただ、計画ではもう一人採用を、と考えていますので、興味ある人は是非見学にいらしてください。

 

次に、重機を購入することになりました!

しかも・・・2台ですっ!!(厳密に言うと、内1台はリースですけどね)

2月末から3月にかけて納車の予定で、「グラップル」と「フォワーダ」という林業用の機械です。

これまで、足りない機械はレンタル等でしのいできましたが、縁あってとある補助金のお話を頂き、また金融機関の英断(このご時世、実績の少ない当社に貸すのは勇気要っただろうな…)にも助けていただく形で、なんとか導入を実現させることができました。

納車されたら即ブログにアップしますね~。ワクワク…。

 

3つ目、これが問題です。

先日、ソマウッド始まって以来の大きな「失敗」を現場で起こしました。

結果的に最小限のフォローで済ませることができましたが、一歩間違えば、謝って済むような問題ではなかったでしょう。

対物・対人共に被害はゼロで済んだのがせめてもの救いです。

会社の存続にも関わる・・・、一瞬背筋がゾクッとしました。

 

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原因は、社長である私の不徳の致すところ、としか言いようがありません。

が、この写真が全てを物語っています。

スギの約50年生。すくすくと育って樹高は25メートル程度、胸高直径およそ30センチ。

伐採者は、現メンバーでは最古参の5年目中堅社員。

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先日、ソマウッド創業以来はじめて「副班長」という役職の辞令を出したばかりの当社のエース。

 

ところで、ソマウッドでは、チェーンソーの使い方や伐木技術に関して、みどり情報局静岡(略称:エスジット)から学ぶことが多いです。

というより、私自身20代のころから、エスジットで研修を受け、師匠と共に現場作業も経験させてもらいました。私が自称「キコリ」を標榜できるようになった源は、すべてここにあると言っても過言ではありません。

今でも、当社のメンバーには定期的に研修を受講させていますし、当然ながら新人は受講しなければチェンソーの使用を禁止しています。

このエスジットと言う団体の特徴として、

①教本を出版している

②ランク制度を創出した

という点が挙げられます。業界の方で知っておられる方も多いでしょう。

978-4-88138-178-6

①の教本は、『伐木造材のチェーンソーワーク』と言い、一般社団法人全国林業改良普及協会から出版されています。( http://www.ringyou.or.jp/publish/detail_502.html )

著者の石垣正喜・米津要の両氏は私のキコリの師匠です。

皆さんは意外に思われるかもしれませんが、このような体系付けられたチェンソーのマニュアルは、当時国内では存在しなかったと言われていて、出版から数年後には「緑の雇用」という林野庁の人材育成事業の教科書としても活用されるようになったそうです。

細かいことはここに書ききれませんが、簡単に言うと、この教本に書かれていることを全て「理解」して「実践」できれば、キコリとしてはほぼ一人前と呼べるでしょう、ということになります。(賛否あるでしょうが、敢えて私見を述べます。もちろん、重機の操作や架線に代表される集材技術、作業道開設技術等々は除く訳ですが・・・)

そして、この教本にはチェンソーや伐木に関して「基礎的なこと」しか書かれていません。(著者本人がそう言っているので)

「基礎的なこと」を理解せず、場当たり的に成功体験を重ねてしまうこと(偶然成功したかもしれないのに)は非常に危険なことです。

 

そういった意味で「この道○○十年のベテラン」という言葉は、私は信用しないことにしています。単純に経験年数だけで、実力は測れないと考えるからです。(若輩者が生意気を言って申し訳ありません・・・)

逆に、未経験者であっても、きちんと理論的に基礎を学べば、短期間で相当デキるようになる、可能性があるのです。

少なくとも、よく業界で言われるような「見て覚えろ」「いきなり捨て伐り間伐の現場に投入される」「放置される」「教えてくれる先輩によって言う事が違う」「チェーンソーで足を伐った」「チャプスは傷だらけ」「死にそうになった経験談が自慢話」といった状況よりはずっとマシなはずです。

 

②のランク制度は、学科と実技の試験で合格した者に付与される☆の数で表されます。

当社では、ランク4(☆が四つ)の合格で資格手当を支給しています。むしろ、これを満たさないと次のステップには上がれません。

年一回、1月に審査会が開催されます。今期は、1月24,25日となっています。(林業女子ワタナベも初受験予定)

見学も可能ですので、興味ある人は当社HPの問い合わせフォームから連絡ください。

 

「基礎的なこと」を学び、研鑽を重ねることで、誰でもキコリになれる!(かも?)、というのが私の信念なのです。

もちろん、到達する熟練度や向き不向きも含めた例外もあるでしょう。

それでも、私はいちキコリとして会社経営の基盤に、「チェーンソー・伐木における基礎的事項の理解そしてそれらの実践に向けた訓練」を据えたいと考えています。

 

今一度、前述の失敗の話に戻ります。

切り株の写真は、実はある条件下であれば成功例とも見えるモノです。(切り株はキコリの通知表みたいなもので、これを見ればおおよその実力が透けて見える)

しかし、今回の場合は、完全に失敗でした。

教本にも載っている位の「基礎的な」約束事を全く無視した判断を下し、そして実行してしまったのです。

途中で挽回できるチャンスが2度ほどあっただろうと推察もできました。

それでも、作業中の彼の頭の中では、現状の彼の知識に基づく「間違った」判断が下されていったのです。

そして、直後の彼は、私から見て完全にパニック状態に陥っていました。(見た目には平静を保っていましたが)

更に、間違った行動に移ろうとしていたのです。

 

ちなみに、彼は基礎的な技術の理解があり、またそれをある程度実践できる能力がある、と言えます。

ただ、判断ミスが2~3重なったときは怖い、という事が証明されてしまいました。

加えて、「ミスったな~」と言う状況を挽回する、いわゆる応用力はまだまだ未熟である、と言う現状もはっきりとしました。

そして今に至るまで、それに対応する訓練や経験する機会を与えてやれなかったことが、非常に悔やまれますし、会社の代表として猛省すべき点です。

これらの話は、ドラマや映画の中の出来事ではありません。

ある意味、私が手塩にかけて育ててきた(つもり)の人間が実際に起こした、ヒヤリでもなくハットでもなく、いわゆる「事故」なのです。

 

体調不良があったかもしれない。

見落とし、勘違い等の判断ミスがあったかもしれない。

その日のノルマを意識して焦ったかもしれない。

役職を全うしようとする責任感がマイナスに働いたかもしれない。

役職や経験年数に基づく過信・慢心があったかもしれない。

「基礎知識」を誤って理解していたかもしれない。

 

しかし、それらは全て私の責任です。

 

これまで何度か書きましたが、当社の宝は人材です。

彼ら彼女らが輝き、生き生きと地域で暮らしていくこと。

地域や会社の利益に資する仕事を任せられること。

 

それらを実現させるために、ソマウッドはこの新年の節目に『箍(タガ)』を締め直します!!

 

なお本人には、けん責処分として始末書を提出させました。(始末書の内容が拙すぎて再提出を命じましたが・・・)

本人にも猛省を促し、これを機に更なるレベルアップ図り、会社の重要な柱としての役割を担ってくれることを期待します。

 

余談ですが、ソマウッドは今期、

☆ 税理士と顧問契約しました。(自力決算はやめました)

☆ 社労士と共に就業規則を定めました。(社員10人以下なので法的規制は無いけど)

☆ キャリアアッププランとして、新規に役職を設定しました。(年収アップへの道)

☆ 家族手当を設定しました。(社長以外、まだ全員独身だけど)

☆ 年間休日カレンダーを作成しました。(雨の日は休みじゃないぜ。速水さんの真似してゴアテックスの合羽も一部支給したぜ)

☆ 全社員の月給制・社会保険加入・雇用保険加入を達成しました。(基本給は十分とはいえないけど)

☆ 社員寮は会社で斡旋しています。(一部光熱費等の負担は有るけど、超格安。古民家と言えば聞こえは良いが、隙間風が寒いぜ)

☆ ソマウッドオリジナルのチェーンソー防護ズボン(八戸森林組合プレゼンツ)とチェーンソー防護靴(ファナーツェルマット)、ヘルメット(ファナープロトスの本国限定カラー)を支給しました。(金額聞いたらびっくりするぜ。靴以外全部イエローだぜ)

☆ GPS端末・デジタル測量機・GISソフトを導入しました。(晃洋設計さんお世話になりました!)

☆ 女子が正社員化しました。(可能性は未知数だぜ)

☆ 独身男子に手作り弁当支給することにしました。(体調崩しかけたことを契機に。一食だけでも健康維持に貢献か)

☆ チェーンソー等による怪我ゼロ記録更新中。(創業以来、一針も縫ったメンバーいないぜ。コレ自慢、エッヘン!)

☆ マスコミ全国デビューしました。『森で働く 27人の27の仕事』『TURNS』『テレビ朝日 ワイドスクランブル』

☆ 再生可能エネルギー事業に参入しました。(薪+αを目指すぜ。変更登記も済ませたぜ)

 

以上、世間では当たり前、と言われることも多々含まれていますが、キコリ業界では至って新鮮なはず・・・です。

6期連続増収達成!(見込み?)

3期連続増益達成!(見込み?)

7期目も小さい企業なりに頑張ります!!

 

 

 

 

 

 

 

Posted by admin on 金曜日 1月 16, 2015 Under お知らせ, 全て, 採用情報・インターン・見学, 林業業界ナレッジ, 社長 Tags : | add comments

こんにちは、代表の久米です。

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先日のブログでも取材の報告をしていた、『TURNS ターンズ Vol.11 2015冬』がいよいよ12月3日に発売されることになりました!

発売に先立ち、見本を送ってくださった編集部のMさん、ありがとうございます!

(過去ブログ http://soma-wood.jp/wp/?p=946 )

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「日本の未来をつくるシゴト」と言う特集で、ドドーンと見開きで6ページ!!

代表の久米が当地に根付いた背景や、ソマウッド創立の秘話?、林業女子採用、薪販売に至るまで、これを読めばソマウッドが分かる!?

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ターンズさん、太っ腹です(笑)

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写真も文章もとてもよくまとめてくださいました。

現状のソマウッドが余すところなく表現されていると思います。

これは皆さんにも是非読んでいただきたいです!!

↓検索したら、アマゾンで予約受け付けていました~。

http://www.amazon.co.jp/TURNS-%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%82%BA-VOL-11-2015%E5%B9%B41%E6%9C%88%E5%8F%B7/dp/B00PU4HK6I/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1417398143&sr=8-1&keywords=turns

Posted by admin on 月曜日 12月 1, 2014 Under お知らせ, ご当地情報, メディア・取材, 全て, 日々のあれこれ, 社長 Tags : | add comments

こんにちは、代表の久米です。

 

先日、はるばる三重県から「キコリになりたい!」という男子が見学に来ました。

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ウェブ検索からソマウッドを知り、電話とメールで問合せしてくださったHさん。

32歳と林業未経験、という条件から、あちこち電話しても門前払いされてしまったそうです。

しかし、キコリへの道はあきらめきれず、ダメ元でソマウッドにも連絡をしてみたとか・・・

「とにかく一度見学に来てみたら?」という誘いに対して、とても素早く反応し、朝6時半集合というハードルも見事にクリアして、ソマウッド見学会が実現しました~。

現場への移動車中、人生相談的な話題や現在の勤め先について盛り上がりつつ、ソマウッドの事業内容や待遇面等を説明させてもらいました。

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現場では、作業道の開設・グラップルでの仕分け・ハーベスタ伐倒造材などなど、生のキコリ仕事を短時間にギュッと凝縮して実演し、グラップル機にも試乗してもらい、満足していただけたようです!

Hさん、お土産の「赤福」ありがとうございました~(笑)

そういえば、静岡大学農学部の学生さんからもインターンシップのリクエストが入っております。

出来る限り、見学や就職相談・インターンシップのご要望にはお応えしていく方針ですので、ぜひお気軽にお問い合わせください。

なお、近日中にソマウッドの正社員を募集する計画も着々と進めておりますので乞うご期待!

↓ソマウッドの採用情報等はホームページご覧ください↓

http://soma-wood.jp/?page_id=22

 

Posted by admin on 土曜日 11月 29, 2014 Under お知らせ, ご当地情報, メディア・取材, 全て, 日々のあれこれ, 社長 Tags : | add comments

こんにちは、代表の久米です。

温暖と言われるここ静岡でも、徐々に寒くなってきました。

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「キコリ薪」の問合せが続いています。

写真は、先日配達したお宅です。静岡市葵区の足久保という地区で、新東名の新静岡ICからほど近い中山間地域。

この分量が、1㎥(軽トラック一台)となります。

やはり、静岡市周辺で薪販売しているお店が少ないんでしょうね。

ただ、薪ストーブの台数は増えている気がします。

今月に入って、『今年薪ストーブを設置したけど薪がないんです』というお客様が数人いらっしゃました。

しかも、ウェブ検索からソマウッドを知ってくださったようです。

今シーズン分は売切れ御免となりますので、皆さんお早目のご注文をお願いいたします!

〈 キコリ薪 〉

☆薪ストーブ用 40㎝ ヒノキ 18,000円/㎥【税別】

☆配送料 5,000円/㎥(~30㎞まで) 8,000円/㎥(30~50㎞まで) 【税別】

☆含水率20%以下

※詳しくはホームページをご参照ください( http://soma-wood.jp/?page_id=55 )

 

Posted by admin on 木曜日 11月 20, 2014 Under お知らせ, ご当地情報, 全て, 社長, 納材事例, 薪(木質バイオマス) Tags : | add comments

こんにちは、代表の久米です。

昨日、静岡県の副知事が弊社の現場に来てくださりました!

低コスト素材生産・高性能林業機械にご興味があるそうです。
また、弊社が担当している富士山登山道の景観整備事業についても、ふむふむと熱心に聞いておられました。

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県職からは、局長以下、班長クラスがゾロゾロお供されていたので、さながら静岡林業大名行列、って感じでしたね。
ハーベスタでの伐倒実演をご所望とのことでしたので、一本だけ伐りましたが、さすがに緊張してしまいました・・・

それにしても、視察現場として弊社をご指名いただけたことは非常に光栄であります!

F森林組合のプランナーOさん、富士農林事務所のTさん、どうもありがとうございました。

Posted by admin on 水曜日 11月 19, 2014 Under お知らせ, ご当地情報, メディア・取材, 全て, 日々のあれこれ, 社長 Tags : | add comments

こんにちは、代表の久米です。

先日のテレビ取材(過去ブログ:http://soma-wood.jp/wp/?p=939)、そして本日の放送を振り返ってみたいと思います。

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テレビ取材(全国放送)は未経験だっただけに、どの程度反応があるのか期待半分・怖いもの見たさ半分、と言った心境で放送を迎えました。

普段、個人的にテレビを見ることがほとんど無いので、昼食時にテレビのスイッチを入れ、前番組の黒柳徹子さんって昔から変わらないよなー、などど呟きつつ、ホントに放送されるんだ、と実感が徐々に湧いてきました。

今回の番組テーマは「林業女子」でした。この言葉も随分と定着した感がありますが、森と関わりの少ない層にとってはまだ新鮮に映るのかもしれません。

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取材のお話を頂いたきっかけは、『森で働く 27人の27の仕事』(学芸出版社、古川大輔・山崎亮編著)だったようです。(書籍リンク http://www.gakugei-pub.jp/mokuroku/book/ISBN978-4-7615-1339-9.htm )

この本が5月に出版されて以来、あちこちからお声を掛けていただく機会が増えました。

そして、直接的にはテレビ朝日からとある林業女子Iさんを通じたご紹介でもありました。

特集のトップバッターは奥多摩で枝打ちをされている女性でした。偶然、自分の女房と同じ名前だったので、余計に親しみが湧いた気がします。(関係ないですね)

この女性の場合、所属する会社との関わりがほとんど見えない形で編集されており、その後の弊社の林業女子ワタナベと比べると随分違った印象を受けました。やはり、「女性だと大変でしょ?」という言わばステレオタイプの視点でまとめられていたのは次への布石だったのでしょうか。

ところで、今回の取材は1泊2日で行われました。事前の電話打合せで、林業女子の生活を一部始終収めたい、○○という問題提起を盛り込みたい、等々とのことでしたので、伐採作業の現場への行き来を考慮すると1日では無理ですね、となった訳です。依頼があってから取材日まではとてもタイトなスケジュールでもあり、メディアって自分勝手だな~、現実とかけ離れた編集されたら困るな~、などと多少不安な気持ちになったのも事実です。

さて、本編です。

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番組のストーリーは、「林業女子」なるものが増えつつあり、3Kの代表格である林業という職業に果敢に且つ健気に取り組んでいる。そして、女子だから難しい・できないこともある、などのネガティブな要素を多少クローズアップしながらも、成長していく過程を描いていく、と言うイメージ。

特に、弊社新人林業女子ワタナベのコーナー内の、狙った通りの位置に伐採できなかったシーンでは、女子であり新人だから失敗してしまった・・・的な色付けがされていましたね。普段は伐採ではなく補助的な作業を担当している、と言う辺りもちょっと??って感じですけど・・・。

伐採した木が、ズドーンと倒れない状態を「掛かり木」と呼び、間伐などの整備が遅れた森林ではよくあることです。(事故を誘因する危険な状態でもあります)

そして、重機やワイヤー牽引具などを使って木を倒すことは、伐採・搬出の現場で当たり前に行われていることなので、単純に失敗とは呼べないです。むしろ、どのように安全を確保しながら、且つどの機械器具を使って倒すか、と言うところがこの仕事の醍醐味でもあります。

以上を踏まえて細かく解説するとしたら、弊社の林業女子ワタナベは、チェンソーを使って伐採はできるが、その前後の判断やその他の機械の扱いは非常に未熟である、ということになります。

そんなテレビ特有の脚色はさておき、

撮影当日と編集後で内容が大きく変わった部分がありました。

当初は、林業女子の苦労話と林業の持つ社会問題、と言う2本立てで撮影を進めていました。

林業の持つ社会問題とは、「境界」が不明瞭である、と言う点です。

日本の山主さんは、小規模分散的な所有形態、つまり小さな面積をあちこちに所有しているパターンがほとんどで、一か所にまとまっていない。そして、その所有境はかなり曖昧というか不明になっている状況が多いのです。折角、森林を整備しようと思っても、どこからどこまでが誰の山林か分からない、ってことが日常的に起こっているのが現状なのです。街中だと有り得ない話ですが、山の中では「あー、またか」という感じ。

「原野商法」(ウィキペディア参照:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8E%9F%E9%87%8E%E5%95%86%E6%B3%95 )という詐欺話を聞いたことが有るでしょうか?知らない人はなんでそんなこと騙されるんだ、とお思いかもしれませんが、山林に関しては大いに有り得ます。

法務局に登記されている山林があるとします。そこには、当然所有者名や地番、面積、地目などが記されている訳ですが、大げさに言えば、この日本のどこに位置しているか、と言う情報は記されていないのです。

この状況は、真面目・不真面目問わず、山林に関わる人間にとって非常に大きな問題となっています。

山林を売買する場合はもちろんのこと、間伐などの森林整備の承諾を取る際にも難航する原因の一つです。

そんな社会問題を多少なりとも解決できる場合があります。

弊社のようなキコリ会社が、山主さんに森林整備を提案する際、ついでに所有境をはっきりさせることもサービスの一つとして提供するからです。(うまくいかない場合も多々あります)

そんな弊社のサービス事業、つまり山林の所有境を探索する場面を、ワタナベが苦労しながら取り組む、という絵を随分と撮ったのでした。

しかーし、本番当日には、これっぽっちも放送されませんでした・・・。

この理由は、番組をご覧になられた方なら、雰囲気を理解していただけると思います。

最終的に番組のテーマは、「林業と林業女子個人」というイメージに差し換えたのだそうです。

なぜ林業を選んだのか?

現在の暮らしはどんなのか?

どんな思いで働いているのか?

などなど、 ワタナベ個人にとても寄り添った形で編集してくださったらしい。

これは、却ってありがたいことだな、と正直思いました。

なぜなら私自身、Iターンでこの地域に住み着き、家族を持ち、事業を始めた、という経歴の為、林業やるならその地域に住み込むことが、まずもって前提になるべきだ、という考えを持っているからです。

現在、弊社のメンバーは全員、私が住む周囲車で5分圏内で暮らしています。その半数以上は私同様Iターン者です。(母数が小さくて恐縮です)

今後も可能な限り、同じ地域に住み込める人を優先的に採用していく方針です。街から通っている限り、きっと肌で感じることのできないナニカがあると思うのです。

実は、ワタナベが住んでいる社員寮の大家さんは、山主さんであり、弊社に山林を全て任せてくださっている方なのです。今回のインタビューで、『亡くなった主人が喜ぶような・・・』とのコメントを頂き、正直胸にこみ上げてくるものがありました。

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最後に、番組内で私はかなりキツイ社長のように見えるそうです。

これも内緒の話ですが、収録に先立ち、『いつもより厳しめでお願いします』と耳打ちされていたのです。

なるほど、そういう絵の方が面白いよね、と頷きました。

ただ、誤解を招かないように言っておきたいことがあります。

それは、あの指導シーンは、全くの素の状態です。特に、いつもより「厳しめ」ではありません。

当然のことながら、ああいった状況で男子と女子を区別することもありません。

なぜなら、林業とくに立木の伐採は、一歩間違えれば死亡事故を引き起こすからです。

林業女子であれ男子であれ、メンバーは何よりの宝です。だからこそ厳しく叱りつけます。

弊社の自慢の一つに、創業以来、チェンソーによるケガ等は一切起こしていないことが有ります。

今後も継続できるよう努めて参ります。

視聴してくださった皆さん、そしてテレビ朝日の皆さん、どうもありがとうございました!

 

 

 

Posted by admin on 火曜日 11月 4, 2014 Under お知らせ, ご当地情報, メディア・取材, 全て, 日々のあれこれ, 社長 Tags : | 1 comment